学校長あいさつ
本校は明治22年に開校した三村本校/富田分校を前身とし、明治32年に両校を合併し、この借宿の地に七重尋常小学校として開校しました。以来、昭和22年の学制改革の折に七重村立七重小学校、昭和30年に岩井町立七重小学校、昭和47年の岩井市立七重小学校などの改称を経て、平成17年に坂東市立七重小学校となり、今年で創立124年目を迎える歴史と伝統ある学校です。本校が立地する七重地区は、豊かな農村地域と山林などの自然豊かな環境の中にあります。また、保護者をはじめとする地域の方々の温かなご支援・ご協力に支えられた学校です。
教育活動の根底にある私たちの願いは、児童・職員・保護者・地域が明るく笑顔あふれる、幸せを願って前進する学校をつくることです。子供たちを中心とした教育活動が、七重小学校に関わる全ての人々に笑顔と幸せをもたらすものであってほしいと考えています。この基本理念に立ち、教育目標「自ら学び 心豊かにたくましく生きる人財の育成」の実現に向けて教育活動を推進してまいります。
こうした学校づくりに向けた取り組みの一つとして、本年度より新たに始まるのが「コミュニティ・スクール」です。コミュニティ・スクールは、学校、保護者・地域が「育てたい子供像」を共有し、力を合わせて子供の成長を支える学校です。教師、保護者、分館、交通安全母の会、子供会育成会をはじめ、地域の様々な立場にある人々が、ともに知恵を出し合い、学校教育に関わることで、子供たちの豊かな成長を支え「地域と共にある学校づくり」を進めるための仕組みです。
令和6年度は、新1年生22名を迎え、全校児童143名でスタートしました。学校行事をはじめとする様々な教育活動において、保護者や地域の方との繋がりをより一層大切にしながら、教職員一丸となり、一人ひとりの成長を温かく見守ってまいります。引き続き、本校に対する変わらぬご理解・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
坂東市立七重小学校 校長 光 山 明