1学期終業式

2021.07.20

1学期終業式

本日は1学期の最終日です。4時間目に校長室にてリモートで終業式を行いました。
1学期を振り返って、6年生が作文を発表してくれました。

飯田龍輝さん

僕は一学期を振り返って、頑張ったことが二つあります。
一つ目は、授業の取り組み方です。僕は全ての授業に一生懸命取り組みました。話し合う場面では、多くの考えを発表しました。また、友達の話をよく聞いて、自分には思いつかなかった考えをノートにメモしました。
また、集中力が切れてしまったときは、ノートを書くことに力を注ぐようにしました。こうすることで、家に帰ってから、ノートと教科書を見て、分からないところを復習することができます。学習が効率的に身に付き、テストでも良い結果をおさめることが多くできました。二学期以降も継続していきたいです。
二つ目は友達との接し方です。僕は時々乱暴な言葉を使ってしまい、友達を傷つけてしまうことがありました。だから僕は言葉遣いを丁寧にして、友達とよりよい関係を築けるようにしたいと思い、日々の言葉遣いに気をつけました。また、委員会では話すトレーニングも兼ねて放送委員会に入りました。少しずつ言葉遣いも丁寧になってきていると自分でも感じています。これからも日々の言葉遣いに気をつけて、上手な人との接し方を身に付けていきたいと思います。

早川凌平さん

今日で一学期が終わり、明日からはいよいよ夏休みです。僕はこの1学期に頑張ったことが二つあります。
一つ目は運動会です。僕は紅組の団長をつとめました。団長として優勝することと、リレーで一位になることが目標でした。団長あいさつや選手宣誓などは緊張しましたが、本番では今までで一番上手にできました。また、リレーでは低学年の子にバトンパスやリレーのルールなどを一生懸命教えました。そしてチームの力を合わせて一位をとることができました。小学校最後の運動会で活躍することができて本当にうれしかったです。
二つ目は勉強です。僕は、勉強があまり得意ではありません。六年生になり、内容がとても難しくなりました。僕は、分からない問題は友達や先生に積極的に質問しました。そうやって分からないところを教えてもらうことによって、テストでも少しずついい点数がとれるようになってきました。
夏休みには、苦手なところを練習してもっと勉強ができるようになりたいと思います。

夏休みを前に、澤校長先生より、次のような式辞がありました。

児童の皆さん、こんにちは。早いもので、今日が一学期最後の登校となりました。
今年度、これまで皆さん一人一人がマスク着用や手洗い、密の防止など予防に努めてくれたため、無事に終業式の日を迎えることができて、本当にうれしく思います。
まず、先ほど、代表の飯田龍輝さんから、学習への一生懸命な取組と友達と接する際の気配りについて、また早川凌平さんからは運動会の団長として積極的に取り組んだ思いが伝えられました。校長先生はこの6年生2人、どちらも自分の思いに向かって精一杯チャレンジしているなと、感心しました。きっと今後も、さらに大きく成長してくれるはずです。
次に、校長先生からこの終業式にあたり、これまでの「ナイス」と、これからの「ナイス」のお話をします。まず、これまでの「ナイス」についてです。
1年生は、とても素敵なあいさつをする人がたくさんいます。そして、みんな大変上手になりました。お話も上手になってきましたね。
2年生は、学習しているときの態度がとても良くなりました。パソコンも使えるようになりましたね。
3年生は、少しのことではくじけず我慢強い人が多いですね。昆虫が大好きで、よく観察をしていましたね。
4年生は、学校のためを考え行動してくれています。朝のあいさつボランティア活動はとっても素敵で素晴らしいです。
5年生は、七重小のよさをさらに明るく元気に表現してくれています。これからも、もっともっと学校をよくするために活躍してください。
そして6年生、皆さんは常に落ち着いて話が聞け、判断し、正しいことを実行しようとする学年です。朝の石拾いや今日のタイヤペンキ塗りは、仲間と一緒にいい行動を進んで実行した、まさに「ナイス」です。七重小の最高学年に皆さんがいて本当に良かったと思っています。
そしてこれらの話は、もちろん他の学年にも通じるところがあります。ただ言えることは、どの学年も一学期だけでたくさんの「ナイス」な姿を見せてくれたと言うことです。どうか自信をもってください。
さて、明後日22日は東京オリンピックの開会式です。この東京大会は、「選手が自己ベストを出せることや、いろいろな人種や男女の性別、障害があるなしにかかわらず、一緒に助け合える世界にしよう」というメッセージがあります。このオリンピックをもとにして、たくさんの人々の夢や希望を応援できる世の中にしようという考え方です。
七重小の皆さんは、今、夢や希望をもっていますか?はっきりと自信をもって夢や希望を言える人は少ないかもしれません。では、どうやったら、夢や希望が膨らむのか?その近道はいろいろな体験をすることです。
そこで、これからの「ナイス」についてです。「夏休み いろいろ挑戦 素敵な思い出」です。1学期の反省をもとに夏休みでなければできないやり方で学習したり、夏休みだからこそできるいろいろなことに意欲的に挑戦したりしてください。
最後に、「自分の命は、自分で守る」(手話でも表現してくれました)コロナ感染、熱中症、交通事故や水辺の事故、不審者など、健康と安全に十分注意して過ごしてください。
それでは児童の皆さん、また2学期に、明るい笑顔と元気な「あいさつ」で会いましょう。